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歩くと痛む膝に対して〜簡単な症例報告〜

2022 6/20
簡単な症例報告 膝の痛み
2022年6月20日

どうも桑田です。

前回の記事で祖父のことを少し書かせていただきました。何歳まで生きて、何をしていたいですか?〜雑感・小言〜

その祖父のお膝が心配だったので、実際に見てきました。

久しぶりに会ったら、なかなか強烈なお膝になっていまして・・・。

思わず右膝がぁぁー!と声を挙げてしまいました。

これは痛いだろうなぁ・・・と思います。

見ての通りお膝の変形がすごく、特に右側(写真でいう左側)で著明です。

祖父の訴えとしては

  • 体重をかけると痛くて歩くのも大変
  • 膝を曲げるのも伸ばすのも痛い
  • 歩くと足先が勝手に真横(外)に向いてしまう
  • 足の裏が外側しか着かない

でした。

さて、このお膝が整えた後どのように変化したのでしょうか。

先に結果だけ見せるとこんな感じです。

なんとなしに変わった?

実はものすごく変わっています。

並べてみるとこんな感じです。

整体前
整体後

股関節(脚の付け根)辺りを見ると整体前は右足の付け根はどこかへ消えて、体と右足が引っ付いているような状態です(右膝が前に飛び出てますよね・・・)

この前、痛みも相まって憂鬱になっていつ2、3年で亡くなってもいいや・・・と言っていた人物が「競馬場でも行こうよ!」と言いながらスタスタ歩けるようになりました。

痛みも半分以上なくなって、歩くのが嫌にならない程度の痛みとの事でした。

お膝の曲げ伸ばしもやりやすくなり、足の裏全体で床(地面)を捉えれるようになりました。

さて、今回祖父のお膝に対して「どういった検査」をして「どのように状態」を捉えて「何をしたのか」を話していこうと思います。

目次

お膝の検査はほとんどしてない!?

膝の検査と言えば

  • お膝のアライメント検査(骨の関係)
  • 圧痛初見(押してみて筋肉や関節の状態を確認する)
  • 整形外科検査(靭帯や軟骨の状態を確認する)
  • お膝の筋肉を機能的に使えているかを検査

をベースに検査していくことが多いです。

しかし今回、祖父に検査した内容は

  • 立って後ろを振り向いてもらう(背骨が脚に連動しているかどうか)
  • 上下左右に腕を伸ばしてもらう(背骨と肋骨、骨盤の苦手な動きを確認する)
  • 肋骨の動きのチェック
  • 筋肉の状態を触れてチェック

です。

まさかのお膝の検査は、ほとんどしていません。

なぜ検査をしなかったのでしょうか。

実は最初の立っている動きを見た段階で

  • 脚が地面についていない
  • 脚と背骨の関係性が破綻している
  • 動きや姿勢の制御に股関節が存在していない

ことに気付いたからです。

つまりこの状態で数々の膝の検査をしても、体の関係性が破綻した状態でのお膝の状態を把握する検査になってしまうわけです。

他のお体の悩みを持った方をお相手する際にも、訴えの部位をあまり検査しないことがありますが、それも同じ意味です。

そのため、お膝の検査は今回行いませんでした。

頭は反って、首は曲げて。

なるほど体の関係性が破綻している事は分かった。

では、どのように破綻しているのかを状態を考えていかないといけません。

人間の体のルールで考えると一番基本となるのは「丸くなる」ことです(発達をベースに考えてます)

背骨を丸めて、足を折りたたんでお腹の方に近づける動きです。

そうなると、祖父の状態で考えると「お膝を曲げる」と関連しそうです。

なので背骨を丸めつつ、足をお腹に近づける動き、いわゆる腿上げの動きを寝ながら行っていただきました。

そうしたら「お膝が曲がらなくて痛い」と言われました。

しかし、お膝は「曲げれています」。

「丸くなる」という体のシステムは機能しているわけです。

では他の部位はどうなっていたのか。

確認したところ「頭」を床に対してものすごい押しつけながら腿上げを行っていました。

いわゆる「反る」動きをしているわけです。

こうやって考えてみると膝ではなく、背骨(頭部)が曲げる(丸める)体のシステムを阻害している可能性が高いわけです。

また首と胸元にも異変があり、首は前側が縮まり、胸部は全く動かなくなっていてカチーンと固まった状態でした。

首が前に固まると頭と首で「回旋」という捻る動きの原点ができなくなりますし、胸元が動かないと背骨や足が3次元の動きができなくなり、前後と横だけのロボットのような体の動かし方になってします。

お膝に限らずですが、私たちの関節は前後左右の2次元の動きでなく3次元の動きが行えるため、機能的に痛みなく、滑らかに動かせます。

それが阻害させれてしまうわけですから、お膝の関節にも負担がかかるのも頷けるのではないでしょうか。

つまり祖父の状態は

  • 体を丸める(曲げる)システムがうまく機能していない
  • 体を捻れないため、関節に負担がかかりやすい(股関節が使えない)

でした。

本当にシンプルで簡単な整体内容

では、上記のような状態の祖父にどういった内容の整体をしたのでしょうか。

今回私が行った内容は

  • 足をお腹に近づける腿上げのボディワーク
  • 仰向けで膝を立てて左右交互に足を傾けるボディワーク
  • 胸元の前側の柔軟性作り

この3つだけです。

そのため膝に対して一切手技を行っていません。

本当にシンプルで、私が口頭で指示をして行える運動しか行っていませんし、胸元の前側の柔軟性を作る際にも胸元の筋肉や皮膚をお腹側に軽く寄せるようにした程度の物です。

一言で言うなら知識のない素人でも行える内容です。

そんな簡単なことで結果は出るのか疑問に思う方も多いかと思います。

しかし、実際には結果は出ます。

なんなら人間の原理から考えたら、基盤となるような内容のことしか行っていません。

基盤無くして改善は難しいのです。

人間の原理を考えると「関節一つだけを動かす」と言うのはものすごく高度な内容です。

細い内容は後日、記事にして挙げる予定ですが私たちの体は元々、関節一つで動かすことはできずに全ての部位が一連となって動くことから始まります。

生後すぐの赤ちゃんが膝だけ曲げて、足の裏を床につく事はできません。

むしろ手足を曲げて、背中を曲げてバタバタしている印象ではないでしょうか。

そういったところから考えると、全体の繋がりを出していくことが原因の解消につながると考えられるのではないでしょうか。

あとがき

祖父を診て約3週間ほどになりましたが、3日ほど前に父と二人で隣駅のお寿司屋さんに行ったとの報告を受けました。

整体の直後だけでなく、その後も成果が継続しているのではないかと思います。

お体の悩みを一時的だけでなく、解消していくには根本を見直していく事は重要です。

もし今回のような考え方が気になった方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談ください。

簡単な症例報告 膝の痛み
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