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それは鍛えて治ること?〜腰痛と姿勢不良に悩んでいた症例〜

2022 9/05
簡単な症例報告 腰痛
2022年9月5日

どうも桑田です。

長年の腰痛と体が前に曲がってしまう姿勢不良。

そんな悩みを持つお方とのやりとりです。

ご本人が考えている原因は、腹筋と背筋の筋力低下とのことでした。

新聞やテレビでもそう言われていたから間違いない、と力説をされました。

私は否定せずにそのまま介入させていただきました。

ただし、筋力強化は一切しない内容で。

事前に筋力強化を行わない理由を説明しましたが、その結果ものすごいクレームを言われました。

なんで鍛えてくれないんだ!

筋力がないから曲がって痛むんだ!

相手の意見を尊重してあげることは重要ですが、相手の「体の状態」をご自身で理解できているかは別です。

これまでの会話と体の状態から見て、腹筋背筋の筋力強化を行ったらどのような未来になるかが予想できていました。

しかし、どうしてもやりたいと仰るので一番簡単でリスクが少ない運動を紹介しました。

その結果、まったくと言っていいほどできず、深く落ち込んでしまいました。

しまいには「もう私は姿勢は治らないんだ」と仰るまでに。

なぜまったくできなかったのでしょうか。

理由は簡単で、そもそも腹筋や背筋を使える状態ではなかったことと、腹筋や背筋が弱いから体が曲がってしまうからではなかったことです。

その理由を伝えたら完全な同意は得られませんでしたが、話を聞いてくださり私の提案する方法を行ってださいました。

その後、1〜2ヶ月で腰痛は大幅に軽減し生活で困らないレベルに落ち着きました。

また、姿勢の方も体の曲がりは緩和され、実は患っていたという心臓の方も調子が良くなってきたとのことです。

実はこのお方とはもう1年以上の付き合いになりますが、今でも関わらせていただける関係です。

あの時は相手に流されずに意見を通せてよかったと今でも思っています。

そして当然ながら「筋力強化」は今でも行っていません。

もちろん相手にも了承済みです。

目次

どうやって鍛えないで姿勢を変えていったのか

今でもご本人から不思議だね〜と言われるのですが筋力強化はしないで背筋が起きて伸びていってます。

一体どうやって鍛えないで姿勢を変えていけるのでしょうか。

そんな疑問を持つ方に一つ質問です。

私たちはどうやって体を起こして立てていますか?

むしろどのようにして体の起こし方を修得しましたか?

その答えに「腹筋背筋を鍛えた」と仰る方はいないかと思われます。

子供が腹筋背筋を鍛えて体を起こしたり、立てることを覚えていったんだとしたら幼稚園生や小学生は体幹がマッチョな子供しかいないことでしょう。

想像したらちょっと怖いですね(笑)

そう、意識して行っていることではないのです。

私たちの体はものすごく良くできており、感覚を利用し、背骨をはじめとした骨を機能的に動かすことができれば日常的な動きや姿勢は快適に行うことができます。

目

頭

呼吸

仰向けでの感覚

仰向けから横向きに寝返る

寝返る時の感覚

うつ伏せ

など挙げたらキリがないのですが「筋力」がどのあたりで関わるかと考えると、おそらくほぼ最後の方ではないでしょうか。

そもそもどのような姿勢であれ、起きて座れている以上「筋力のせいで体を立てれない」と考えるのはいかがなものかと思います。

体を捻る(回旋)は丸から反る(立たせる)ために移行する行為

私たちが丸めた状態から体を反らす際には「捻り(回旋)」が必要です。

頭(首)を捻る

背骨を捻る

骨盤を捻る

さまざまな場所で回旋をします。

今回のお方にも捻りの練習を行っていただきました。

最初はまったく捻れずに、傾ける(側屈)になっていました。

傾ける(以下側屈)も大切な動きですが、私たちは側屈を稚拙に扱ってしまう生き物です。

捻ってるつもりが側屈になっているなんて言うのは高齢者中年に関わらず若い年代にも起きているいわゆる体のエラーです。

そんな側屈まみれの方に「反る」動きばかりを練習させたらどうなるのでしょうか・・・。

おそらく効率よく力まずに反ることはできず、まさに「筋力」に頼る動きになることでしょう。

筋力を鍛えて姿勢が良くなる人もいるんじゃないの?

実際に筋力強化をして姿勢を良くなる方も存在します。

なら筋力強化が正しいんじゃないの?

そうお考えになる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、そうなると筋力強化以外の方法は無くなってしまい、先ほど例に挙げた子供の話も矛盾してしまいます。

では、筋力強化で良くなった人はどういう方なのでしょうか。

答えは簡単で「反る要素が元からある人」または「反る要素が筋力強化の動きで気付けた人」です。

これで筋力強化で上手くいく方とそうでない方が分けられたのではないでしょうか。

なので反る要素が少ない方に筋力のみを原因とすると「血の滲むような筋力強化を努力しなさい」になってしまうわけです。

セラピストや運動指導者とそのクライアントの関係で、うまく結果が出ていないことに気づかずに続けてしまう例がよくあります。

腰痛や姿勢不良は現代人において多くある悩みです。

そのためネットや本など、さまざまなメディア媒体で情報が拡散されており、有益な情報も多く転がっています。

しかし、それゆえに混乱してしまったり、相当な努力を要しないと変化しない、と考えてしまう方も多いかと思います。

そんな状態になり、より悩んでいる方や諦めてしまっていた方にこの情報が届けばと思います。

ではでは。

簡単な症例報告 腰痛
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