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コルセット=腹筋背筋がないから?〜道具から卒業したい人へ考え方のアドバイス〜

2022 10/24
腰痛
2022年10月24日

どうも桑田です。

体の痛みがあるときに、私たちを力強くサポートしてくれる道具をご存じでしょうか。

腰だったらコルセット

膝や足首だったらサポーターやギブス

足の裏であればインソール

腕や手であればテーピングも入るかもしれません。

即効性があり、道具を身につけている間は痛みなども楽になってくれる便利な道具です。

しかし、当然ながらメリットしかない物というのは存在しません。

筋力が落ちてしまったり、道具がないと生活できなくなってしまったり、消耗品であれば買い直さないといけないなどがデメリットに当たると思います。

特にコルセットは有名で、ずっと付けてると腹筋背筋が落ちるなんて聞いたことがあるのではないでしょうか。

では、どうすればこういった道具から卒業できるのでしょう。

今回はコルセットを例に挙げてみます。

目次

コルセット卒業には腹筋背筋の筋力が必要?

腰の安定性を高めて保護してくれるコルセット。

しかし、それゆえに頼ってばかりだと腹筋背筋の筋力が落ちてしまう。

そのためコルセットから卒業するためには腹筋背筋の筋力が必要!

と、ネットや本で読んだり、説明を受けることが多いです。

しかし、実際に腹筋背筋を鍛えてコルセットから卒業しました!という方は少ないかと思います。

なぜかというと腹筋背筋の筋力が腰の容態に対して関係性が薄いことが多いからです。

ん?コルセットは腰の安定性を高める道具だから、腰を安定させるために腹筋背筋を鍛えれば対策になるんじゃないの?

果たして本当にそうでしょうか。

図を使って説明します。

縦長のビルが立っていると思ってみてください。

まっすぐ立っていますね。

では、このビルに横からの力を加わった場合、どのような反応が出るとビルに負担がかからずに入れるでしょうか。

おそらく色々な箇所がその力に逆らわずに形状を変えれると負担が少なく済みます。

これがもし、力に逆らって真っすぐ突っぱねて立っていると簡単に折れてしまうことが想像できるのではないでしょうか。

私たちの体も同様で、特に背骨は小さな骨がブロック状に積み上げられている部位になりますので、細かい動きが可能です。

では、先ほどのコルセットの話に置き換えて話を進めます。

腰が不安定で過剰に動いてしまって痛みが出てしまう。

ビルに例えるとこのような状況かと思います。

横からの力に対して、不安定な腰が過剰に動いてしまい痛みが起きてしまう。

しかし、言い換えるのであれば「腰は動くことができている」とも言えます。

腰以外が固く、力が加わっても何も変化を起こさないでいる状況です。

これでは腰のみに負担がかかってしまいます。

そしてこの状況下の腰を安定させるために腹筋背筋を促したら、腰がさらに頑張ってしまいます。

そうすると必要になるのは腰の安定性を高めるではなく、腰の上下にある部位が横からの力に対して動いて形を変えれる能力が必要となります。

全体で動くことができれば腰に負担が集中することはなくなりますよね。

しかも人間の場合、脳の反射であったり、筋肉の性質から体がシナると元に戻ろうとする(緑矢印の方へ)機能があります。

固める動きではそういった機能を発揮するのは非常に難しくなります。

ですが、もし仮に腹筋背筋で腰回りの安定化に成功したとしましょう。

その状況で同様な横からの力が加わったらどのようになりますでしょうか。

腰は動かないので代わりに上下が過剰に動くことが予想されます。

こうなると首や股関節など(赤い輪っか)に負担がかかり、痛めてしまうことも考えられます。

人間は首や股関節を活かした機能が多くあり、これらが使えない状況となるとさらに体を固めていくような動きをしていきます。

これではコルセットから卒業とは程遠い状況となってしまうわけです。

腰を固めても外力が加わえなければ大丈夫?

先ほどの説明で安定化を求めることがコルセットの卒業ではないことが少しご理解いただけたかと思います。

しかし、中には腰に負担がかからない動きをすれば良いのではないか?という意見を持った人もいらっしゃるかと思います。

あんな難しい動きをできなくても生活に注意していれば、先ほどのような背骨の動きは必要ないのではないか?

そんな考えが浮かんだ方に考えていただきたいのは、外力がかからない動きとはどのような動きなのかです。

私たちは重力と地面(床)に接していることから外力が常にかかっています。

そのため動こうとすれば、さらに力が加わることが予想されます。

では、その外力を少なくしていくとどうなるのか。

移動したりや姿勢を変える事ができない状況になります。

つまり「動かない」です。

「動かない」など現実的ではないことがわかります。

確かに強い力が加わらなければ体に負担がかかることはなくなります。

しかし、それは動かないと同じ意味なんです。

これを日常的に動いている我々に置き換えて考えてみると、とても非現実的であることがお分かりいただけると思います。

コルセット卒業へはどういったことをしていく必要があるか

理論的にはどのようなことか分かった。

では、実際にコルセット卒業に向けてどのようなことをしていく必要があるでしょうか。

実はこれに関しては、それぞれ個人差がありすぎて「絶対にこれ」という物がありません。

ですが個人差で済ませてしまうと何もアドバイスにならないため、私が今まで関わらせていただいてきた方々の傾向から割と当てはまることが多い項目を挙げさせていただきます。

  • 頭の動き(頭を左右に転がす動き。首で傾けない)
  • 肩甲骨の動き(背骨から外に離す動き[肩甲骨外転といいます])
  • 肋骨の動き(呼吸に伴う肋骨の動き。特に胸の前が吐く時につっぱってしまう)
  • 骨盤の動き(前や後ろに傾かせてる)
  • 脚の動き(地面や床を蹴って上に伸び上がれない。腰を使って脚を伸ばそうとする)

大雑把でありますが、こういった傾向の方が多いです。

もしかすると筋トレやストレッチをベースに考えていたからすると考えたことのかった項目かもしれません。

詳細に関しては、また後日記事を挙げられればと思います。

あとがき

人間どうしても体の痛みや重みが気になって道具に頼ってしまうことがあります。

もちろん、状況に応じて使いこなしていただければ良いかと思います。

しかし、道具によって得られる体への効能は決して万能ではありません。

そのことを少しでも理解していただければと思い、今回はコルセットについて書いてみました。

もしコルセットを長年つけていて、外したいなぁと願う方のご助力になればと思います。

腰痛
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